2009/02/14

こころ和むサービス



世界的な不況。

人もモノも削減の流れにある中、
ちょっとしたサービスが心を和ませてくれる。

今日、講演後にお集まりいただいた皆さんと
食事に出かけた時のこと。
町の小さな喫茶店なんだけれど、そこで味わった
ステキなサービス。


そう言えば今日はバレンタインデー。
お店の中にあったのは、この頃よくホテルのケーキバイキングで
見かけるチョコレートフォンデュのマシン。
三段重ねのウェディングケーキのような形をしたマシンの上から、
滑らかなチョコレートが流れ落ちていて、甘い香りが店内に
広がってとてもいい感じ。


お客様にサービスされたのは、串に刺したイチゴとパインとマシュマロ。
一緒にいた方たちと、ワイワイ言いながらチョコをからませる。
そこから話が広がって、「昨日、娘にチョコをもらいました。」と
嬉しそうに話す社長様がいらっしゃったりと、場が更に和みました。


こんなときだからこそ、ちょっとしたサービスがとても印象に残るし、
嬉しさを感じますよね。


お客様の心に残るサービスは、少しの心配りと、遊び心。
そんな「こころ」を大切にしたいですね。









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2009/02/04

社長の姿勢



昨夜の深夜、Nスペの再放送。

ブラジルは好景気に沸いている。
さすがにリーマンショック以来、少なからず影響は受けているが
それでも、世界的不景気の中、前年比より5%の上昇だそうだ。

好景気の要因はサトウキビである。
バイオ燃料の原料であるサトウキがもたらす好景気は
温暖化対策に乗り引く手あまたで当然取引価格も上がる。

このブラジルの地でサトウキビ農場を経営している日本人社長。
年商100億の大農場である。
その人の姿がとても印象に残った。

その社長は、一般従業員の社員食堂で昼食を取る。
その際にこの社長は、従業員の集まるテーブルに座り、
「ジュディーは今度のボーナスは何に使うんだい?」
と一人ひとりに、名前を呼び、にこやかに声をかけていく。
社長が作業員ひとりひとりの名前を覚えていることもスゴイと思うのですが、
なんともフランクに社員に接しているのです。
社長に問いかけられた作業員はみんな嬉しそうに、
「車を買うわ!」とか「自分の大学卒業式の費用に当てる。」
とそれぞれ笑顔で、こちらも気さくに社長に答えていく。

別の男性社員は、「社長、ボクの話を聞いて。」と言って、
「今度、始めての子どもが生まれるんだ!」と話すと
「おめでとう!」と社長は拍手を送る。

そして、
「この会社は君たちのものだ、決して私のものではないんだよ。
君たちが働いてくれているからこそ、この会社はこれからも発展するし、
安心だ。本当にみんなに感謝しているよ。」と語りかける。

こんな言葉を社長から直接聴くことが出来れば、社員たちのモチベーションは
上がらざるを得ないでしょうね。

もちろん、毎日ではないだろうし、パフォーマンスとも取れるのだけど、
それでも、日本の社長のどれだけの人がこんな形で社員と接してるだろうか。
「照れくさい」とか「いちいち言わなくても」とかじゃなく、いちいち言って欲しい
と思います。

いくら社長でも決して一人では仕事は成り立たない。
だからこそ、社長は社員に「ありがとう」だし、社員は社長に「ありがとう」の
関係があって元気な会社が成立する。
この双方向性が具体的にあって欲しいものです。
そして社長にはもっともっと夢を語って欲しい!と思うのです。








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