2009/06/09

学生の傾向

昨日から某大学本学のビジネス発想法がスタートしました。
大学院の「問題発見法・問題解決法」の夜の講義、この後、
「ビジネスコーチング」の講義が引き続き始まりますのでしば
くは週一日は、朝から大学、夜は大学院と学校三昧のスケ
ュールです。


私は講師の先生の補助で入ってるのですが、本学の若い学
生さんたちと接しているとかんじることがあります。

自由な服装に、男女問わずオシャレなアクセサリーをつけ、
耳にはイヤホン、手には携帯・・・と私の時代では想像もつか
なかった程、見た目が様変わりしているし、サングラスや
帽子をかぶったまま、教室に入って来る子、それならまだしも
講義が始まってもそのままで、注意を受けないとわかっていな
い子たちもたくさんいます。

自由さを最優先し、人のことは余り気にせず、自分の今いる
環境にも余り関心を示さない風なのですが、かといって強く
伝わってくるものも感じない。

チョット斜に構えているような子でも、話しかけると驚くほど
従順で素直で、そのギャップに驚いたりします。

クラスには台湾や中国からの留学生が何名かいるのですが、
その一人の学生が、出欠チェックのICカードことでわからずに
私と話をしていました。私も詳しいことがわからないので、
「誰か知っている人に確認してみて。」と話を終え、たまたま
私の前に座っている子に聞いてみようと話しかけると、
「話は聞いてたんですけど・・・」と話し始めました。

聞いていたなら、聞こえていたなら、ましてやそのことについて
知っているなら、なぜ何の反応も示さないのだろう?
困っている人がいても、自分に直接聞いてこない限りは
ほったらかし?おんなじクラスの学生だよ。
それでいいのか?!

「聞こえてたなら教えて欲しかったなぁ」と伝えると、
すぐに素直に「すみませんでした。」と言う。
でも、謝って欲しいのではないのです。

こちらから関わりを求めないかぎり、自分から関っていかない
彼らの中にあるのは何?オソレかな。

これからグループワークで学生たちと接する機会の中で、
人と関るということを少しでも伝えたいと思いました。



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